「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」

病気を引き起こしている対人関係(家族や社会など)の問題に向き合うことで、 症状である過食症を治療していこうという対人関係療法について書かれています。
著者である水島 広子さんは、摂食障害のみならず、「うつ」の治療などにも対人関係療法を 利用している方です。

「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」の特徴は

摂食障害の場合、その症状(過剰な食事や嘔吐)に注目してしまいがちで、その症状を抑えることに 治療の主眼がおかれることがあります。 しかし、筆者は、そのような表向きの症状以前に、病気を 引き起こしている原因は患者の対人関係にあると指摘し、その改善を行っていくことで、症状を 改善することの大切さを訴えます。

「拒食症・過食症を対人関係療法で治す」の感想

専門用語なども多いことから、決して読みやすい本とはいえません。しかし、摂食障害の根本原因が 患者の性格にあること、そして、その性格故の対人関係にあることが明確に書かれています。
この対人関係には学校や職場などの外の対人関係だけではなく、家族など内の関係も含まれているので、 ぜひ、患者の家族に読んで欲しいと思います。
今まで、薬物や食事での療法を受けても症状が改善していなかった方に、改めて自分の病気と 向き合う機会を与えてくれると思います。
私にも思い当たることが多いのですが、過食症になるタイプには、
言葉により周囲に自分の不安を伝えることが下手
自分に自信がないけれど、よく思われたい
という人が多いようです。
そのために、摂食障害であることを隠し、さらに自分の殻にこもってしまいがちです。 これには、周囲の理解のなさもあるのですが・・・・・

過食症を治療するには

過食症から抜け出すには、なによりもまず、自分自身と過食症を理解する必要があります。
私が紹介するプランを行うと、自分自身への理解を助けるために、専門家によって
用意されたチェックシートなどを使い、治療に向けてのセルフケアのプランを作成するなど
自分で過食症から抜け出すための近道を見つけ出すことができます。
⇒過食症治療セルフカウンセリングの詳細

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